契約・注意点 · CONTRACT CHECK
革製品OEMの契約前に確認すべき10項目|
トラブルを防ぐチェックリスト
この記事のポイント
- 革製品OEM発注前に必ず確認すべき10項目のチェックリスト
- 品質・納期・支払い・不良品対応・知的財産の確認方法
- よくある契約トラブルのパターンと予防策
- 信頼できる工場かどうかを見極めるポイント
10項目のチェックリスト
革製品OEM工場に発注する前に、以下の10項目を必ず確認してください。口頭確認だけでなく、メールや書面で記録を残すことが重要です。
01
品質基準・不良品の定義を合意しているか
「縫製のほつれ」「素材の傷」「色ムラ」など、不良品と判定する基準を文書化して工場と合意します。基準が曖昧だと、納品後のクレーム対応で揉める可能性があります。
→ 良品基準を書面で確認する
02
納期遅延時の対応方針を確認しているか
納期が遅延した場合の連絡タイミング・補償内容・代替案について事前に合意しておきます。「遅延しそうになったら早めに連絡する」というルールを工場と共有することが重要です。
→ 遅延時の連絡基準(例:1週間前)を決める
03
支払い条件・方法を確認しているか
前払い・分割払い・後払いの条件、支払い方法(銀行送金・LC等)、通貨(USD・CNY・JPY)を明確にします。詐欺被害を防ぐため、初回取引は前払い全額を避け、分割払い(例:50%前払い・50%出荷前)が推奨されます。
→ 初回は30〜50%前払い・残金出荷前が安全
04
サンプル承認後の仕様変更ポリシーを確認しているか
サンプル承認後に仕様変更が生じた場合、追加費用・納期延長が発生するかを事前に確認します。量産開始後の仕様変更は大きなコストになる場合があります。
→ 「サンプル承認後の変更はXX USD/件」と明記
05
不良品・問題品の対応方針を確認しているか
不良品が発生した場合の再製作・返金・割引の条件を事前に合意します。「5%以下の不良率は許容」「5%超の場合は再製作」など、具体的な基準を決めておきましょう。
→ 許容不良率と対応方法を書面で確認
06
デザイン・ロゴの秘密保持を確認しているか
オリジナルデザイン・ロゴを第三者に開示・複製しないことを工場に確認します。重要なデザインの場合は秘密保持契約(NDA)の締結を検討しましょう。
→ 重要デザインはNDA締結を検討
07
型・版・金型の所有権を確認しているか
ロゴ刻印版・特注金具の型は、費用を支払った発注者が所有権を持つのが一般的です。「他社への転用禁止」「発注者の許可なく使用不可」を工場と合意しておきます。
→ 型・版の所有権は発注者にあることを明記
08
輸出書類・通関対応を確認しているか
インボイス・パッキングリスト・原産地証明書など、日本への輸入に必要な書類を工場が準備できるかを確認します。インコタームズ(FOB・CIF等)の条件も明確にしましょう。
→ 必要書類リストを事前に工場に渡す
09
素材の実際の産地・グレードを確認しているか
「牛革」と記載されていても、産地・グレード・なめし方によって品質は大きく異なります。素材のサンプル(スウォッチ)を事前に確認し、量産品が同じ素材を使用することを確認します。
→ 素材スウォッチをサンプルと一緒に確認
10
コミュニケーション手段・担当者を確認しているか
メール・WeChat・LINE・Zoomなど、どの手段で連絡を取るか、担当者は誰かを最初に確認します。担当者が変わった場合の引き継ぎルールも重要です。
→ 担当者名・連絡先・返信時間を書面で確認
よくあるトラブルパターン
「言った・言わない」の仕様トラブル
口頭での仕様確認だけで量産を進め、納品後に「こんなはずじゃなかった」というトラブルが最も多いパターンです。すべての仕様はメールや書面で確認・記録することが鉄則です。
納期の定義のズレ
「納期30日」が「工場出荷から30日」なのか「日本着から30日」なのかで大きな差が生まれます。輸送日数を含めた「日本着納期」で合意することが重要です。
サンプルと量産品の品質差
サンプルは丁寧に作り、量産品は手を抜くという工場が稀にあります。量産開始時の初期ロットから抜き取り検品を行い、サンプル品質との差異がないかを確認しましょう。
信頼できる工場の見極め方
信頼できる革製品OEM工場は、以下の特徴を持っています。問い合わせへの返信が速く具体的・過去の実績を具体的に示せる・不都合な質問にも正直に答える・支払い条件を一方的に押し付けない・担当者が安定している。これらの特徴がある工場は、長期的なパートナーとして信頼できます。
Hke Leatherの取り組み: 15年間・累計400万個の実績、12時間以内返信、全数検品実施、日本語スタッフ常駐。発注前の詳細なご質問・工場情報の提供にも誠実にお答えします。
