品質管理 · QUALITY CONTROL
革製品OEMの品質管理方法|
中国工場で日本品質を確保する5つのポイント
この記事のポイント
- 中国工場での革製品OEM品質管理の5つのポイント
- 仕様書の書き方・サンプル確認・検品の実践方法
- 品質トラブルの典型パターンと予防策
- Hke Leatherの品質管理体制を具体的に紹介
品質トラブルの典型パターン
革製品OEMの品質トラブルで最も多いのは「仕様書の認識ズレ」「縫製の精度不足」「素材の色・質感の違い」の3つです。これらはいずれも、事前の情報共有と確認プロセスを徹底することで防げます。
| トラブルの種類 | 原因 | 予防策 |
|---|---|---|
| 縫製の乱れ・ほつれ | 仕様の不明確さ・職人のスキル差 | 詳細な縫製仕様書・サンプル確認 |
| 色・素材の違い | 画面上の色と実物の差 | 色見本・素材サンプルを事前確認 |
| サイズの誤差 | 許容誤差の未指定 | 許容誤差(±2mm等)を明記 |
| 金具の品質不良 | 標準品と指定品の混在 | 金具の品番・等級を明示 |
| ロゴの位置・深さのズレ | 版の精度・工程管理の不足 | サンプルで位置・深さを確認 |
重要: 品質トラブルの90%は量産前のサンプル確認段階で防げます。サンプルへの投資を惜しまないことが最大の品質保証です。
品質を確保する5つのポイント
01
日本語スタッフが常駐する工場を選ぶ
品質管理の精度は、仕様の伝達精度に直結します。日本語スタッフが工場に常駐し、日本の品質基準を理解しているかどうかが最重要ポイントです。翻訳ツール頼みの工場とは、細かい仕様のニュアンス伝達に大きな差が生じます。
✓ Hke Leatherでは日本語スタッフが工場に常駐しています
02
詳細な仕様書を作成する
サイズ・素材・色・縫製方法・金具の品番・許容誤差・ロゴの位置とサイズまで、できる限り詳細に記載した仕様書を作成します。「なんとなく」の口頭説明は品質トラブルの温床です。
✓ 参考画像を複数添付するとさらに効果的
03
サンプルを徹底的に確認する
サンプル受領後は、縫製・素材・色・金具・ロゴ・サイズを細かく確認します。実際に使用してみることで、量産後のクレームを事前に防げます。修正が必要な場合は遠慮なく依頼しましょう。
✓ サンプル修正は品質への投資です
04
量産中の進捗確認と中間検品
量産中に工場から進捗報告を受け、必要に応じて中間検品を依頼します。問題が発生した場合、量産完了後より途中で発見した方が修正コストが大幅に下がります。
✓ 工場への適切なプレッシャーが品質を維持します
05
出荷前の全数検品または抜き取り検品
出荷前に全数検品または一定割合の抜き取り検品を実施します。不良品の基準(縫製のほつれ・金具の不良・傷・汚れ等)を事前に工場と合意しておくことが重要です。
✓ Hke Leatherでは全数検品を標準実施しています
詳細な仕様書の作り方
革製品OEMの仕様書に含めるべき項目を以下にまとめます。
| 項目 | 記載内容 | 重要度 |
|---|---|---|
| 製品名・型番 | 製品の正式名称・管理番号 | 必須 |
| サイズ | 縦×横×厚さ(許容誤差±mm) | 必須 |
| 素材 | 革の種類・グレード・裏地素材 | 必須 |
| カラー | 色名・参考カラーコード・色見本 | 必須 |
| 縫製仕様 | ステッチの種類・間隔・糸の色 | 重要 |
| 金具仕様 | 品番・カラー・サイズ・取り付け位置 | 重要 |
| ロゴ仕様 | 入れ方・位置・サイズ・深さ(刻印の場合) | 重要 |
| 内装仕様 | ポケット数・カードスロット数・素材 | 必要に応じて |
| 梱包仕様 | 袋の種類・タグの有無・箱の仕様 | 必要に応じて |
検品の方法
外観検品
傷・汚れ・色ムラ・縫製のほつれ・針穴・革の欠陥(傷・シワ・色ムラ)がないかを目視確認します。良品基準を文書化しておくことで、工場と発注者の認識を一致させられます。
寸法検品
仕様書に記載したサイズ通りに製造されているかを計測します。許容誤差を事前に決めておくことが重要です。
機能検品
ファスナーのスムーズな開閉・ホックのしっかりした固定・マグネットの磁力・ストラップの耐荷重などを確認します。
Hke Leatherの品質管理体制
Hke Leatherでは以下の品質管理体制を整えています。
日本語スタッフ常駐による仕様確認から、サンプル製作・修正・量産・全数検品まで一貫した品質管理を自社工場内で実施しています。15年間・累計400万個以上の革製品OEM製造実績で培った品質管理ノウハウが、安定した品質の源泉です。また、不良品が発生した場合の対応方針も事前に合意の上で製造を進めます。
